H10年度に発足した本会は、お父さんからの強い要望でスタートし、毎年たくさんの会員のもと、親子との関わりを深めています。途中入会も大歓迎です。
イベントの後、必ず考えることがあります。どれくらい子供たちが喜んでくれただろうということ。幾つの思い出を心の中に宿せたかということ。挨拶のときにボケるのはとても危険だということ。そして、快適なバーチャルの世界より、この理不尽でむさくるしい現実の世界に子供たちが価値を感じてくれただろうかということ。
おやじの会、キャンプDEポンが成功裏に幕を閉じました。その影にはたくさんの方の心意気、助け合いが存在しています。特に今回、一方的にお願いしたにもかかわらず快諾され、尽力いただいた班長の方々には本当に助けられました。その働きに参加者全員を代表して感謝を申し上げます。ありがとうございました。
現在9月11日午後3時。キャンプ終了のその勢いで原稿を書いています。幾十もの場面が現実と夢うつつの間にあるような不思議な感覚があります。只、たくさんの人たちの笑顔に遭遇し、たくさんのありがとうを聞いたことは間違いのない現実として安堵と共に受けとめています。
ドラム缶にはられた湯に身を投じたことのある人がこの世の中にどれだけいるでしょうか。キャンプの定番はカレーとはいえビックカツカレーを食べた人がどれだけいるでしょうか。数え切れない特別が、私たちを包みました。
仮想現実が加速度的に巾をきかせるこの時代に一石を投じるため、キャンプという原始的なルールとチームワークを武器におやじ達が立ち上がり疲れてすぐに座りました。それでもこの時間を通して、子供たちはリアルの持つワクワクやドキドキの大きさを感じてくれたことと思います。彼らが大人になったとき、このキャンプの一場面でも記憶に残っていることを心より願っています。
これからも我等おやじの会は、バーチャルゲームなんぞとは一線を画す現実世界に感動や喜びを創造するパフォーマンス集団であり続けたいと思います。そしていつの日かおやじの聖地、富良野の地に皆で立ちましょう。
おやじの会会長 粕川 貴之
前回のぶどう園なかざとに続く第2弾は、おなじみ渋川スカイランドパークです。渋川出身の私にとっては、オープンした年に小学校の卒業旅行で行ったり、中学校の職場体験で行ったりと何かと記憶に残っている場所です。今までは正直周りにおすすめするという感じではなかったですが、今回の親子旅行で久々に行ってみて、見方がガラリと変わりました。
若い頃は遊園地には主に「わくわく感」や「スリル」を求めていましたが、家族ができてからは「ちょうどよさ」重視になりました。この遊園地は、身長110cm以上で全ての乗り物に乗れたり、桐生から約1時間で来れたり、フリーパスで大人1,800円/子供1,500円とお手頃価格であったり、半日もあれば全てのアトラクションを回れるくらいの規模であったりと、何かと家族連れにはありがたい条件が揃っています。このくらいの手軽さであれば、友達家族同士でも来やすいと思います。
それと夏は水遊びをできるのもGood! ひとしきり乗り物に乗った後に、水遊びでクールダウン&リフレッシュ→ご飯を食べて→また乗り物といった具合です。
場所的には目と鼻の先に伊香保温泉があるので、スカイランドパーク→伊香保温泉で一泊→2日目はグリーン牧場という組み合わせもいいと思います。是非足を運んでみてください☆
http://www5.wind.ne.jp/skyland/index.html
p.s.こういった「ちょうどいい遊園地」は、コスト面・疲労面も考慮すると某有名テーマパークよりも個人的には好きです…歳をとったということですね(^_^;)
書記 吉野茂
この前本棚の整理をしていたら「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」と茨木のり子さんに叱咤された。自分の尿酸値もろくに管理できない男に無茶を言う、と思いながらも「自分で磨け」ではなく「自分で守れ」と言っている理由を考えてみた。
その答えはきっと子供たちの中にあると思う。彼らが一日の内に何度も泣き、笑い、怒るのは豊かな感受性を既に持ち合わせているからに違いない。これは守るべきもの。
そんなことを思案した結果、最も身近なチビッコたちの感受性に寄り添ってみることにした。長男の愚にも付かない替え歌を声高々に一緒に唄い、次男の独裁的なしりとりにはがみをしながら付き合ってみると、なるほどヤツらにはヤツらなりに理由があって笑っているらしい。「箸が転んでも笑う」ってのは底なしの感受性の成せる業なのかもしれない。
ともあれ一見、阿呆にしか見えない我が家の子供たちにも、大人が「慣れ」と引き換えに忘れ去った感動する力がみなぎっているようだ。
いよいよキャンプが来る。テントで寝る。ドラム缶の風呂に入る。大勢で大量のカレーを作る。どれをとっても刺激的な非日常が子供たちを包み、そしておやじ達はなけなしの感受性を振り絞って特別な日をみんなで力合せて演出する。パーフェクトプラン。
どうか全ての参加者にとって最高の一日になりますように。
たとえ残された感受性がパッサパサに乾こうとも、子供たちの笑顔だけは守りとおしてみせるぜ。BY会長。
おやじの会会長 粕川 貴之
8月20日吉日、おやじの会納涼会が大間々のホルモン屋さん「よってけや」にて行われました。お店の方には色々と無理なお願いをきいてもらい、おかげでとても有意義な時間を過ごせたことと思います。ありがとうございました。
夏の終わり、ホルモンの煙、右手にビール、背中に哀愁、20余名の熱きおやじ達はのどを潤すだけでは飽き足らず、のどを枯らしにカラオケ屋にのり込んだのでした。その様相はまさに筆舌に尽くしがたく、おやじ喉枯れ易く、聴くに耐えがたきかな。
かくして、おやじだらけの納涼会は盛り上がりの度がすぎたため、涼しさを呼び込むどころか台風を呼び込むことになったのです。悪しからず。
「おやじの会の会長をやっている」と言うと他の園のお父さんお母さんは多くても20人規模くらい、活動といえば園の行事のお手伝い、力仕事担当を想像するようです。
「いやいや、うちは70人もいてファミリーイベントは200人超えなのよ」なんてついつい鼻息を荒くして語ってしまいます。でもそう言った後、「言うほどのことをやっているのか俺」そんなことを考えます。
きっともっとやれる。もっと悩んでいい。何故かって言ったら子供たちのためだから。それ以外のことでは大仏のように動くつもりのない私にとって子供に何を与えられるかは原動力そのものです。
いよいよキャンプがやってきます。子供たちに何を与えられるでしょうか、さて、ふんどしを締め直さねば。
最後におやじ仲間のうれしい報告です。夏祭りで氷の彫刻の実演をしてくれた原田大輔さん。氷彫刻の全国大会で8位入賞しました。もう只々「すげぇ!」としか言いようがありません。おめでとう!
他にもすげぇおやじ仲間は結構います。ですが残念ながらそのすごさを説明する知識があたしにはないのです。これではいかん、まずはふんどしを買わねば。
おやじの会会長 粕川 貴之
今回おやじの会の活動でチャリティーうちわを販売させていただきたくさんのご注文をいただきました。この活動にご協力ご理解して下さった職員の方々、保護者の皆様ありがとうございました。計450枚販売できうちわだけの義援金とし34.620円集まりました。皆様の大切な気持ちをお金という形にはなりますがしっかり熊本に届けます。
雨もあけうちわが活躍する季節になりました。このうちわはおやじの会、会長粕川による気持ちをこめて考えたデザインです。是非日常生活でも活用していただけたら幸いです。
不器用なおやじ達が作ったうちわなのでクオリティーは……お許し下さいm(__)m
そして、本日新里郵便局にて今年度初回の義援金の払い込みをしました。寄付金額はなんと、 51.635円でした。皆様ありがとございます!これだけ多くの気持ちが集まったことにとても嬉しく誇らしく思います。
今後も義援金募集は続けていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたしますm(__)m
副会長 星野 晃