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親父の会
親父の会

H10年度に発足した本会は、お父さんからの強い要望でスタートし、毎年たくさんの会員のもと、親子との関わりを深めています。途中入会も大歓迎です。 

OYAJI NIGHT
2017/01/14

 2017年1月14日おそらく集客の99%は麗しき女性であろうかという、スタイリッシュでオシャレな建物を、赤いほっぺでお茶目なオヤジ達が占拠した。別々の道を歩んできたかつての少年達が園と縁に引き寄せられて新年の祝杯を交わす。恥らいも年甲斐もこの日ばかりは無用の長物とばかり俺達は童心に返ってひたすら今と向き合い、今を楽しんだ。
 
 世迷い言だらけだったオヤジ達の熱き語らいは氷点下の夜を解かしながら、いつしか深い家族愛へと変質を遂げていった。愛情の深さゆえか不可抗力か、愛妻との出会いを語り、名前を呼ぶオヤジまで現れたことは心の中にとどめておくとしよう。
オヤジ達の熱き想いを聞くにつけ会長として嬉しくもあり、小恥ずかしくもある夜だった(含笑)。

 現役員が企画する宴はこれが最後。イベント自体が残すところ2回だけとなった。一つ終えるごとにホッとして、残りを数えるごとに寂しくもある。
 兎にも角にも今回のOYAJI NIGHT、最高の盛り上がりとなったことは疑いがない。ノリのいいオヤジ仲間に改めて乾杯しよう。

いい歳をかかげて騒ぐことを恥だとは思いたくはない。

大切なことはその振り子をどこに振り戻すかに違いない。

年齢も環境も異なる男達がなぜここまでひとつになるのだろう。

これが過ぎれば俺達はみな例外なく、仕事という名の戦場に戻っていく。

そんな思いがどこかにあるからだろうか。

 おやじの会会長 粕川 貴之


募金活動報告
2017/01/03

新年あけましておめでとうございます。
また熊本地震にて被災された方々におかれましては昨年の未曾有の大災害に対し心からお見舞いを申し上げますとともに謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

以前よりご協力いただいている募金についてご報告させていただきます。

ニココロ熊本プロジェクト
〜子どもたちの見まもり活動〜

親子カフェ最終日となる9月25日、西原村住民のみなさん約50名が親子カフェに遊びにきてくれました。

熊本地震発生から半月後、地域に寄り添いながら子どもたちに安心、安全な環境を提供し、子どもやその家族の不安やストレスの予防、軽減を図ることを目的に開始された親子カフェですが、9月25日をもって無事にその役目を終えました。

頻発する余震、大雨などの影響から二次災害の発生、復旧工事の遅れなどが起こる中、西原村では仮設住宅が完成、避難所で生活される方々は激減したものの地震発生前の日常を取り戻すことができた住民の方はいまだわずかです。

被災地にとって厳しい環境が続く中でも、子どもたちの笑顔と住民の皆様からたくさんの暖かいお言葉をいただきました。そして何より多くのボランティアの方々のお力と皆様のご支援によって、これまで親子カフェの運営を続けていくことができました。

今後は教職員向け講座などを通じこころのケア活動を提供、これまでの親子カフェ運営についての振り返りにつきましては、改めてご報告させていただきます。
以上世界の医療団の活動報告になります。

2017年熊本復興と共に、おやじの会会員の皆さまとご家族のご健康とお幸せをお祈り申し上げます。

年度末に向かい何かとご多忙のことと存じますが、
今後共、おやじの会をよろしくお願いいたします。

おやじの会 副会長 星野晃


絵本寄贈
2016/12/21

先のおやじの会イベント、ハロウィンステージパフォーマンスで頂いた商品券で、おやじの会から園に絵本を寄贈することができました。今回はその報告です。
以下、寄贈した絵本の題名です。
「ないた赤おに」 「いぬはてんごくで・・・」 「てんごくのおとうちゃん」 「わすれられない おくりもの」 「いっぴきおおかみの そろり」 「たこぷーとぷよよんおばけ」 「かぶと四十郎 夕陽のカブトマンの巻」 「ゆきのともだち」 「うえへまいりまぁす」 「オオカミがやってきた」 「けんかのきもち」 「おトイレさん」「かえるをのんだととさん」 「へんしんトンネル」 「みんなともだち」の計15冊、選定は会長特権ということで私と我が家の子供たちでワイワイ言いながら決めさせて頂きました。

せっかくなので少し本について触れさせて下さい。「読書は子供の発達や教育にとてもいい」と各方面で言われています。それはまったくその通りと思います。一般的なその理由は語彙、言語能力の向上。集中力、想像力が身に付くなどなど。でも私が理由を挙げるとすればダントツで「イカした登場人物たちとの出会い」ということ。フィクションであってもノンフィクションであっても本の中には魅力的な人たちが沢山登場します。例えば私が個人的に好きな「神様のカルテシリーズ」夏川 草介(著)「天地明察」冲方 丁(著)などは登場する人物全員が魅力的。みんな主役級、脇役がいません。それから園に寄贈した絵本「ないた赤おに」に登場する青おにの行動には参りました。なんとも最後は言葉が出ない。うちの子供達も絶句したまま「なぜそこまで!」と顔がうったえていました。

「粋を学ぶ」きっとこの分野に関して読書に勝るものはないような気がします。まったく根拠はないですが、しかしまったく間違っている気がしません。
私は易々とたかが活字の羅列の中に潜む猛烈に粋なヤローどもに感化され、「こんな風になりたいでごす」と思います。そして今日から俺は、と誓い2時間後に自分の器の小ささに打ちのめされ、その2時間後に開き直る、の繰り返しです。私などそこら辺を右往左往しているだけですが、子供たちは遥かに純粋で柔軟に吸収していくのだと思います。素敵な出会いがあればあるほど本人も素敵になっていく。

今回おやじの会で贈った絵本から子供たちが何かしらを受け取り、それがきっかけで本が好きになるかもしれません。そして読書を積み重ねることでいつか、もののあわれや惻隠の情を心に抱くことがあるとすれば、それはもう祝杯をあげるしかありません。

「できるだけたくさんの本を読み、美しいものに触れ、思いやりを持って人に接する。当たり前のことを言っていると思うでしょうが、そういうことの積み重ねが、本当に人を美しくするんです。九十年も世の中を観察してきた僕が言うんだから、間違いない。」斎藤茂太さんの言葉です。

来年もまた素晴らしい本との出会いがありますように。
おやじの会会長 粕川貴之


お餅つき
2016/12/11

12月11日(日)師走の陽光を浴びながら今年最後のおやじイベント「ガンバレ枝豆色出せワッショイ餅つき大感謝祭」が執り行われました。餅つき人気は今年も健在で186人というたくさんの会員家族に加え、支援センターふれあいの森からも参加頂きまして大盛り上がりのうちに幕を閉じることが出来ました。今回のイベント成功も会員皆様そしてご家族の積極的な協力があってこそのものです。この場を借りてお礼申し上げます。
また、食べ物を扱うことと風邪などの感染症が流行する時節柄ということで、うちの副会長が開会式にてお願いした規制強化政策「清潔感染予防プラン2016」通称加部ドンにも皆様こころよく対応して頂き、おやじの会の意識の高さが垣間見えた一幕だったと思います。

それから忘れてはいけないのは、けんちん担当を引き受けて下さった金子さん、設楽さん、蓮沼さんのご尽力。一時は三ツ星店を思わせるほどの長蛇の列にひたすら対応して頂きました。幸か不幸か味が良すぎたためなのか、引きも切らずにお客様が詰めかけるという状況は、我々役員の想定を上回るものでした。見通しが甘くてごめんなさい。でもあれはホントに美味しかった。お三方、お疲れ様でした。そして本当にありがとうございました。

そしてちょっと色付き餅にも触れておきたいと思います。何故ならば、あれは私のアイデアだから。むらさき芋に関しては手に入りさえすればきっといい色が出るはず、という確信に近い思いが始めからありました。しかしあの粘りは想定外、デンプンによるものなのか脅威の粘着力で杵を振るう者の体力を瞬く間に奪っていきました。でもすごく綺麗な色だった。次にカボチャ、こちらは本当に色が出るか不安もありましたが、なんのその。カレー粉やウコンなどの案もありましたがカボチャにしてよかった。こちらもとても綺麗な色付き餅になりました。来年はどんな色の餅が出来るか楽しみです。以上色付き餅についてでした。

最後に、これは何度も言っていることですがまた言います。撤収時の連携のすばらしさ。きっとおやじの皆は自分の作業に集中しているのであまり実感がないかもしれませんが、あっちこっちでフラフラしている私には淀みないおやじ達のうねりが伝わってきます。杵と臼の片付け、テーブルの片付け、かまどや灰の片付け、食器類の洗浄から片付け、一連の作業がまるで一つの生き物のようにうねっていた。いくらおやじのソウルフード、からみ餅を食べたからといってあれだけの連携はたやすく出来るものではありません。当然そこには奥様たちのサポートがあり、出来る人が出来ない人の分まで動くという暗黙の了解と普段の愚にもつかないじゃれ合いあっての結束なのだと思います。

開会式の挨拶で「子供達が大人になっても忘れないような餅つき大会にしましょう」と言いました。終えてみて今言えることは「私にとって一生忘れられない一日になりました」ということ。杵と臼で餅をつくという機会自体が貴重になった昨今、これだけの規模でこれだけの連携の中、これだけの子供達の笑顔に囲まれたイベントを会長という立場で過ごさせて頂きました。感謝の一言しかありません。ありがとうございました。我々の役目も残すところあとわずかになってきました。気を引き締めて臨んで参りますので、ご協力よろしくお願いします。
おやじの会会長 粕川 貴之


ハートバッチの会
2016/11/24

「ハートバッチの会」をご存知でしょうか。障がいをもつ子供たちのご家族が中心となって立ち上げた有志の会です。代表は我々おやじの会のOBの奥様、有家久美さんが務めています。どんな活動をしているか紹介したいと思います。以下、ハートバッチの会facebookからの引用です。

 ハンディキャップに気づいて頂きたくて 私たちの思いはみんな一つです 身近なところに障がいを持つ人がいる事 そして中には見た目では障がいをもっているとわからない子供達もたくさんいるという事を 理解してほしいという事です
 ただそれだけで私たち 私たちの家族にとってどれほどの救いになる事でしょうか

 そんな思いでこのマークを作成致しました 言葉では説明出来ない状況などに このマークを見てご理解頂ける環境を望んでおります 皆様に認知して頂きたく思い作成した「思いやり」マークです 
 皆様と少し異なったハートかとは思います 少し異なっていてもハートに込められている希望や思いは皆様と変わる事はないものです 
 一人でも多くの方にそれを理解して頂けるだけで感謝の気持ちでいっぱいです 

 
 私でも時々、障がいや障がい者についてまじめに考えることがあります。私自身、義理の母親が障がい者であり避けては通れない問題が多分に存在しています。上記の文中の「言葉では説明出来ない状況」という部分を少し具体的に表現すると以下のようなことが考えられるのではないでしょうか。
 
 例えば、公衆トイレで障がい者専用がなく補助が必要な場合、介護者は異性のトイレに入って行かなくてはならない状況が考えられます。その場合、全ての利用者に説明してから使用するなんてことは不可能です。
 もしこの時に、ハートバッチのマークが自動車の初心者マークくらい認知されていれば、そこに居合わせた人たち双方の心の負荷がずいぶん軽くなるのではないでしょうか。 これはあくまで私が考えた一例です。

「まずは知ってもらうことが大切」と有家さんは言います。知ってもらい理解してもらう。そのずっと、ずうっと先には世の中の常識を変えるほどの可能性を持ったマークなのかもしれません。

 「相手の立場になって物事を考える」人付き合いの根幹であり、子供達に最も伝えたい訓示であると思います。障がいのある人とどう向き合うのか、無関心でいるわけにはいかないと改めて感じました。

 ハンディキャップというものは本来、背の高い低い、足の速い遅い、勉強が得意苦手、あらゆるところで存在します。かつて眼鏡のない時代、視力の弱さは日常生活に支障をきたしたことでしょう。それでも今は文明の発達によってちょっと不便な程度のことになりました。前回紹介した河島さんたちは技術の力によって障壁を低くするアプローチをしているのだと思います。そしてハートバッチの会のアプローチは理解を広めること。
 社会が認知と理解を放棄して怪訝な視線を向けたとき、その瞬間にハンディキャップは障害に変わるのかもしれません。どうか皆様がこの活動を知り、身近な問題として向き合うきっかけとなればと思います。

 最後に一つだけ補足です。障がいと一口に言ってもその内容は様々です。立場によっては知ってほしくないと思っている方もいるかもしれません。ハートバッチの会で知ってほしいと伝えているのは「この活動やマークが存在するんだよ」ということだと思います。そのことをふまえた上でそれぞれが無関心ではいないということが大切なのかと思います。

 デリケートな内容なので掲載しようと思い立ってから数ヶ月が経ってしまいました。しかし数日前、有家さんにお会いしてその前向きさとひたむきさにどうしてもエールを送りたくなり掲載しました。これからもますます頑張って頂きたいと思います。
 興味のある方、こちらを是非ご覧くださいhttps://www.facebook.com/heartbatchnokai/

おやじの会会長 粕川貴之


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